コールプロフィールレポートの概要

最終更新 : Jan 12, 2023 |
プロローグ情報
この章では、ルーティングサービスのコールプロフィールレポートの概要について説明します。コールプロフィールレポートを使用すると、スーパーバイザは選択した期間のルーティングサービスおよびルーティングサービスグループのコールに関する情報を表示できます。
次のコールプロフィールレポートは Avaya Analytics™ で利用できます。
  • 放棄コールプロフィール
  • アクティブ時間コールプロフィール
  • 応答コールプロフィール
  • キュー待機中コールプロフィール
レポートには、コールの応答の有無、通話時間、コールのキュー待機時間、コールの放棄の有無などの情報が含まれます。15 分インターバルから年 1 回までのさまざまなメトリックを動的に選択し、特定の期間とメトリックでどのチャネル ID が最小または最大コール数を記録したかを特定できます。
スーパーバイザは、自分に割り当てられたルーティングサービスグループ内のルーティングサービスのコールパフォーマンスを比較することもできます。これらのレポートから取得した情報を使用して、ルーティングサービスのプロセスの改善を計画したり、ビジネス上の決定を行ったりできます。
たとえば、特定のルーティングサービスグループに割り当てられたスーパーバイザは、放棄コールプロフィールレポートと応答コールプロフィールレポートを使用して、そのグループ内のルーティングサービスのコールパフォーマンスを比較できます。配信されたコールの合計数のうち、応答通話数が放棄コール数よりも多い場合は、ルーティングサービスグループでは正常なコールパフォーマンスを示しています。また、ルーティングサービスグループの放棄コール数が多い場合、スーパーバイザはそのグループのコールプロセスを改善するための戦略を計画できます。
レポートはドシエ形式で表示され、動的なフィルタリング機能も使用できます。たとえば、チャネル ID 棒グラフのバー(棒部分)をクリックすると、詳細テーブル内の特定のチャネル ID の詳細のみを表示できます。また、バーをクリックすると、棒グラフが更新され、選択したバーに関連付けられているチャネル ID のみが表示されます。
レポートの左ペインまたは右ペインで、期間、メトリック、チャネル ID のフィルタのすべてまたは一部を選択することで、追加のフィルタを適用できます。
Avaya Analytics™ で利用できる測定値、データ、レポートの詳細については、Avaya サポート Web サイト(https://support.avaya.com)から入手可能な「Avaya Analytics™ Data Dictionary」を参照してください。

コールプロフィールレポートの制限

コールプロフィールレポートの制限を理解するには、次のシナリオをご覧ください。
  1. Avaya Analytics™ でコールが配信されます。
  2. コールはルーティングサービス 1 でキュー待機中になります。
  3. コールは 1 分後にルーティングサービス 1 のキューから削除されます。
  4. コールはルーティングサービス 2 でキュー待機中になりました。
  5. コールは、キューで 1 時間(60 分)待機した後、ルーティングサービス 2 で応答されます。
  6. コールは 1 分後にルーティングサービス 3 に転送されます。
  7. コールはルーティングサービス 3 で応答され、2 時間(120 分)後に完了します。
上記のシナリオでは、単一のコールが 3 つのルーティングサービスに転送されています。コールの詳細が次のようにコールプロフィールレポートに表示されます。
  • 放棄コールプロフィール:コールプロフィールの詳細はない
  • キュー待機中コールプロフィール:1 分(手順 3) + 1 時間(手順 5) = 3660 秒。この時間はルーティングサービス 1 で表示されますが、ほとんどの場合、コールはルーティングサービス 2 でキュー待機していました。
  • 応答コールプロフィール:1 分(手順 3) + 1 時間(手順 5) = 3660 秒。この時間は、コールが応答されたルーティングサービス 2 で表示されます(手順 5)。
  • アクティブ時間コールプロフィール:1 分(手順 3) + 1 時間(手順 5) + 1 分(手順 6) + 2 時間(手順 7) = 10920 秒。ルーティングサービス 1 でこの時間が表示されます。
応答コールプロフィール、キュー待機中コールプロフィール、放棄コールプロフィールのレポートでは、これらのレポートを 4.1.1 以前のデータで実行しても正確な情報は表示されません。これらのレポートには、リリース 4.1.1 にのみ追加された測定値が使用されます。4.1.1 以前の測定値のデフォルト値が 0 のため、レポートでは 4.1.1 以前のデータで実行した場合に正確でないデータが表示されます。